HOME萩尾望都研究室少女漫画研究室展示室BBS中庭
サイト内検索 AND OR
漫画作品データ/作家別(お)

岡田史子 おかだ・ふみこ/Okada, fumiko

1949年7月23日、北海道生まれ。2005年4月3日没。1967年、『COM』にて「太陽と骸骨のような少年」でデビュー。その後、同誌や姉妹誌にあたる少女漫画誌『ファニー』にて意欲的な短編を発表、文学性の高い作風が高い評価を受ける。72年結婚し北海道へ帰郷、作家活動を中断。78年『少女コミック増刊フラワーコミック』6月号にて活動再開し、90年発表の『エリム』を最後に断筆。代表作に『ガラス玉』『赤い蔓草』『ほんのすこしの水』など 。



 
  春のふしぎ
[初出] 『COM』1968年4月号(虫プロ商事)
[頁数] 24ページ
[紹介] ミッチンは緑の髪で頭から茎葉が伸び花が咲いている。彼を産むのと引き替えに母は命を落とし、気に病んだ父親も一年前に他界した。責任を感じ、絶望と孤独に苛まれるミッチン。ある夜に迷い込んだ幻想的な世界で、“地獄に住む夜の動物たち”に出会う。ミッチンと同じく、頭に花を抱いた彼らは「あなたも本当はこちら側の仲間」と、彼をきらびやかな異世界へと誘うのだが…。
 
[この作品を読むには]
 
◆サンコミックス
『ほんのすこしの水』
(朝日ソノラマ/1978)
*全1巻[絶版]

『岡田史子作品集1 赤い蔓草』
(1992年/NTT出版)
*全2巻[絶版]

 


 
 
[入手難易度]
★★★★☆
  残念ながらどちらも絶版。古書店で探してみて。近刊の作品集『オデッセイ』(飛鳥新社)2冊には入っていません。
たけのこ書林の古書ガイド〕「サンコミックスは難易度★3つ、NTT出版の作品集は★4つです。」(07/4/8)
 
 
[コメント及び関連ページ]
あの漫画を今日は読もう/vol.17『春の花』
 
 
data作成:2007/4/8
 




●書影はamazonアソシエイトプログラムbk1ブリーダープログラムを参照、または、所蔵本を撮影しています。
●[入手難易度]は「たけのこ書林」店主・田中さんにdata作成時点で取材しています。
 たけのこ書林は絶版少女漫画中心のネット古書店。目利きな店主が紹介する楽しいコメントが誘い水。懐かしい一冊に出会えます。

 
◎掲載の文章、資料及び図像についての複写および転載はご遠慮ください。 ご意見・ご感想はBBS 図書の中庭まで[少女漫画ラボラトリー【図書の家】
(C)1999-2010 K-eyes/toshonoie All rights reserved.