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【細川知栄子】作品リスト(1958〜79/初期作品を中心に)

昭和30年代から40年代にかけて, 誰よりも愛らしく甘やかな絵で少女たちの夢のドラマを描いていた
「細川知栄子」の作品を年代順にリスト化しました。

2011/2/1更新(1975年「春の日に愛を」掲載号情報追記)


この作品リストは『漫画の手帖』(1991 SPRING No.32/発行所:漫画の手帖事務局)に掲載された
「よいこのうわさ/細川知栄子特集」の作品リストを参考に、情報収集と資料確認をしたものです。
入手分については掲載ページと簡単なあらすじに加えて、当サイトの独断に基づいた作品ジャンルを表記しました。


[ご注意]あらすじはネタバレになる表現を含みます。その旨をご了解ください。


資料作成:林さん/作成補助:小西優里(図書の家)/協力:yukiさん  

細川知栄子作品リスト(1958〜)

タイトル 名義/原作者 掲載誌(出版社)掲載頁(総計) 作品ジャンル/あらすじ/収録本

1958(S33)
くれないのばら
細川千栄子
『少女クラブ』 夏休み増刊
(講談社)
p309-336(28p)
●雑誌デビュー作
■コスチュームもの
◎まま母に川におとされたローザは少年ホワイトに助けられる。さらわれた王子のかわりにホワイトとブラックのどちらかが王子になるというが、ホワイトがさらわれた王子とわかる。それを知ったブラックは。(林)
※ホワイトとローザが踊るバレエシーンあり。

1959(S34)
銀のバレー靴
細川知栄子 『少女クラブ』 お正月増刊
(講談社)
p284-302(19p)
●「細川千栄子」から「細川知栄子」に名義が変わっている。
■バレエもの
◎「白鳥の湖」の主役・オデット姫を踊る事になったひとみ。でもなかなかうまく踊れない。そんなとき、病気で倒れたマリ子から自分が履くつもりだった「バレリーナからもらった銀のバレー靴」を履いてオデットを踊って欲しいとたのまれる。(林)

ふぶきのワルツ
細川知栄子 『少女クラブ』3月号
(講談社)
p173-187(15p)
■バレエもの(+ファンタジー)
◎毎夜どこからともなく現れて、ゆかりにバレーを教えてくれる美しいおねえさま。だが、その人は3年前に亡くなっていた。(林)

赤いリボン 細川知栄子 『少女クラブ』 4月号
(講談社)
p203-215(13p)
■サスペンスもの
◎5千万円のダイヤを奪った犯人の顔をみたため、まゆみと姉は捕まり殺されそうになる。まゆみは髪についていた赤いリボンに手紙を書き、助けを呼ぶ。(林)

黒いこうもり え: 細川知栄子
原作:松井玲子
『少女クラブ』
5月号(講談社)
[連載]
p111-124(14p)
(昭和34年5月号〜12月号連載/総ページ数:99p
※総ページ数については、表紙は初回の1頁だけを計算した。(他の回の表紙は各1頁)

■ミステリーサスペンスもの
(バレエは小道具扱い)
◎すみれがバレーの発表会でつけて踊る宝石「にじのおとめ」には秘密が隠されていた。発表会の日、黒いこうもりが現れて「にじのおとめ」は盗まれてしまうが、それはイミテーションだった。すみれを助けた映子も天才バレリーナで秘密を持っている。ある日、すみれの練習中に黒いこうもりが現れる。黒いこうもりはいったい誰? そして「にじのおとめ」は?(林)
   
    6月号 p97-108(14p)
   
    7月号 p75-87(14p)
   
    8月号 p73-86(14p)
   
    9月号 p103-115(13p)
   
    10月号 p255-267(13p)
   
    11月号 p191-202(12p)
   
    12月号 p131-142(12p)

ふたりのねがい 細川知栄子
『少女クラブ』夏休み増刊
(講談社)
p58-81(24p)
■バレエもの
◎台風で行方不明になった両親。残されたまゆみと姉はバレリーナになるレッスンにはげむが、姉は交通事故に。(林)

1960(S35)
二つの舞いおうぎ 細川知栄子 『少女クラブ』お正月増刊
(講談社)
p124-147(24p)
■母子もの/時代もの
◎母の命を救うため、そして戦で離れ離れになった父の行方を捜すために、旅の一座に売られていったさくらは…。(林)

母の名よべば え: 細川知栄子
原作:春名誠一
『少女クラブ』
1月号(講談社)
p237-252(16p) (昭和35年1月〜昭和36年12月連載/総ページ数:S35年度232p+S36年度451p=683p
※総ページ数については、表紙は初回の1頁だけを計算した。(他の回の表紙は各1頁)

■母子もの(バレエは小道具扱い)
◎母が実の母でないと知ったわかなの兄は不良に。しかし、パリから兄の本当の母が戻り、わかなと妹、母は彼女の世話になるが、母は行方不明の兄を探すために家を出る。バレー学校に通い始めたわかなだが、発表会をする療養所に母が働いていた…。「母」をめぐってすれ違いや誤解、不幸が続く物語だが、ラストは幸せに。(林、小西)
   
    2月号 p190-204(15p)
   
    3月号 p35-42(8p)
p253-265(13p)
   
    4月号 p131-143(13p)
   
    5月号付録 p65-110(46p)
   
    6月号
p17-24(8p)
   
    7月号 p107-121(15p)
   
    8月号 p51-62(12p)
   
    9月号 p173-188(16p)
   
    10月号付録 p1-48(48p)
   
    11月号 p49-66(18p)
   
    12月号 p221-236(16p)

白菊のふえ   『少女クラブ』夏休み増刊
(講談社)p17-32(16p)
■時代もの
◎夕月丸は自分が助けた娘が父やおじにほろぼされた城の白菊姫と知る。2人はしあわせな時をすごすが、ある日、おじが白菊姫に気づき…。(林)

1961(S36)
母の名よべば え: 細川知栄子
原作:春名誠一
『少女クラブ』
1月号付録(講談社)
p1-62(62p) (昭和35年1月〜昭和36年12月連載)
■母子もの(バレエは小道具扱い)
※詳細はS36年度を参照。
   
   
    2月号 p33-51(19p)  
   
   
    3月号
3月号付録
p33-40(8p)
p1-34(34p)
 
   
   
    4月号
4月号付録
p25-32(8p)
p1-48(48p)
 
   
   
    5月号 p49-69(21p)  
   
   
    6月号
6月号付録
p17-24(8p)
p1-48(48p)
 
   
   
    7月号 p33-56(24p)  
   
   
    8月号
8月号付録
p33-40(8p)
p1-48(48p)
 
   
   
    9月号 p59-82(24p)  
   
   
    10月号
10月号付録
p67-74(8p)
p1-34(34p)
 
   
   
    11月号 p27-52(26p)  
   
   
    12月号 p61-100(40p)  

友情のともしび 細川知栄子 『少女クラブ』お正月増刊
(講談社)p45-68(24p)
■母子もの
◎母がけんめいに働いて作ってくれた旅行の費用を美穂は落としてしまう。心の悪魔に負けた美穂は、友人のお金を盗んでしまう。(林)

2つのバレー服 え: 細川知栄子
原作:八木基克
『少女クラブ』夏休み増刊
(講談社)p39-62(24p)
■バレエもの
◎シンデレラの役は由利子にきまるが千寿は代役に。楽しみにしていた母に千寿は言いだせない。母は誤解したままシンデレラの衣装をつくる。舞台の日、千寿が由利子の衣装をくぎにひっかけてやぶってしまう。千寿の服を由利子は着れず、千寿がシンデレラを踊ることに。(林)

TOP△

 
1962(S37)
ふたりの白鳥 え: 細川知栄子
原作:春名誠一
『少女クラブ』
1月号付録
(講談社)
p1-35(35p) (昭和37年1月〜12月連載/総ページ数:354p
※総ページ数については、表紙は初回の1頁だけを計算した。(他の回の表紙は各1頁)
■本格バレエ+友情もの
◎真弓はバレエ公演の主役に選ばれるが、突然友人のかおるに配役が変更。それはかおるの母がバレエ団に寄付をしたためだった。経済的な家庭事情で真弓はバレエをあきらめるが、舞台がせまったある日、かおるは階段から落ち真弓が主役をやることに。舞台は成功するが、真弓は2日目の舞台の後、胸が苦しくなり…。ふたりの少女の友情とバレエにかける情熱の物語。(林)
   
    2月号付録 p1-35(35p)
   
    3月号付録
p1-35(35p)
   
    4月号 p33-56(24p)
   
    5月号 p33-56(24p)
   
    6月号
6月号付録
p21-28(8p)
p1-34(34p)
   
    7月号 p39-62(24p)
   
    8月号 p15-22(8p)
p111-126(16p)
   
    9月号 p17-24(8p)
p113-128(16p)
   
    10月号 p15-22(8p)
p95-112(18p)
   
    11月号 p13-20(8p)
p109-126(18p)
   
    12月号 p13-20(8p)
p125-142(18p)

白ゆりのように 細川知栄子 『少女クラブ』
お正月増刊
(講談社)
〈未確認〉 ※情報のみ  

みずうみ 細川知栄子 『少女クラブ』夏休み増刊
(講談社)
p81-104(24p)
■時代もの
◎いくさで敗れた国の幼い姫は湖に流され、敵の城主の妹に拾われる。千鶴姫と名づけられ、大切に育てられて16年の月日が流れる。(林)

1963(S38)
ロンと赤いくつ 細川知栄子 『なかよし』お正月増刊
(講談社)
p151-174(24p)
■動物もの
◎捨て犬をやさしく拾ってくれた人気歌手ミカは、階段から落ちて足が麻痺してしまう。犬のロンとミカはみんなに内緒で歩く練習をすることにする。毎日ロンはミカのために赤い靴を届ける。(林)

なくなパリっ子 まんが:
細川知栄子
原作:生田直親
『週刊少女フレンド』
昭和38年20号〜昭和39年12号
(講談社)[連載]
■「父を探して」もの(+音楽要素
◎パリで生まれたナオミは母に死なれ、フランスから日本に。親切な三ちゃんとやさしいユカリおねえさんに励まされ、音楽家の父を探しながらピアニストをめざす。果たしてナオミは父に会えるのだろうか?(林)

●収録:
『泣くなパリっ子』1巻【ティーンコミック/若木書房/S44/6/5発行】
『泣くなパリっ子』2巻【ティーンコミック/若木書房/S44/7/20発行】
『泣くなパリっ子』3巻【ティーンコミック/若木書房/S44/9/5発行】
※単行本時に「泣」を漢字に改題?

参考作品:
ひろった
幸福(こうふく)
瀬戸かおる 『週刊少女フレンド』
23号p47-62(16p)
(講談社)
※『なくなパリっ子』の連載中。
 作画がそっくりであるが細川作品かどうか?
※連載「カナリヤ少女」(中島利行)が休載のための代原稿。
●情報をnonnoさんよりいただきました。
●たまさんからも同作品について情報をいただきました。(02/11/6)

1964(S39)
星のナギサ まんが:
細川知栄子
原作:加納一朗
『週刊少女フレンド』
昭和39年31号〜昭和40年1号
(講談社)[連載]
■ファンタジーもの
◎海岸に倒れていた少女は記憶を失っていて、ナギサと名づけられる。ナギサは重病のナツコを助けたり、京太を元気づけたりするふしぎな力をもっていた。ある日ナギサの父が宇宙からナギサを迎えに…。(林)

1965(S40)
雪姫物語 細川知栄子 『週刊少女フレンド』4号
(講談社)
p53-68(16p)
■時代もの
◎白雪城の雪姫は敵に捕まってしまう。新太郎は雪姫を助けるが、雪姫は矢にあたってしまう。白雪城の人々を救うため、2人は海に消える。(林)

東京シンデレラ まんが:
細川知栄子
原作:生田直親
『週刊少女フレンド』
昭和40年8号〜昭和41年16号
(講談社)[連載]

※再掲載
『週刊少女フレンド臨時増刊』
前編/昭和44年1月7日号
(1月9日発行)
後編/2月11日号(2月13日発行)
※前編始まりのカラーページ部分に
雑誌掲載時と異なる再筆あり。
(yukiさん、林さんより)
■波瀾万丈の恋愛もの
◎混血児のノッコは、モデルをしている腹違いの姉・カノコの付き人をしている。ある日家が火事になり、寝ていた父を助けてくれたのは外国人青年のシルビア。飛行機事故で顔にやけどを負ったカノコのかわりに、ノッコはモデルになり人気者になる。それをねたんだ姉はノッコの目薬に劇薬を入れる。更にはノッコが思いを寄せたシルビアがスェーダン王国の皇太子とわかり…。ノッコは幸せになれるのか?(林)

リサのひとみ 細川知栄子
『別冊少女フレンド』春号
(講談社)p149-180(32p)
■難病もの
◎カナダで本当にあった物語。リサはある日白血病に。あと3か月の命という。それを知ったリサは死んだら自分の目を目のみえない人にあげてほしいという。(林)

いつかふたりで 細川知栄子
『別冊少女フレンド』夏号
(講談社)〈未確認〉
※情報のみ  

真珠の首かざり 細川知栄子
『別冊少女フレンド』秋号
(講談社)〈未確認〉
※情報のみ  

1966(S41)
なみだの京舞い 絵 :細川知栄子
原作:生田直親
『別冊少女フレンド』1月号
(講談社)
p55-88(34p)

※再掲載
『週刊少女フレンド4/8号増刊』
ミニレディ特集号
S44/4 発行/p185-p218
(yukiさんより)

■家族愛もの(+踊り要素)
◎兄・ヒロシが助からない病気に。入院費のためにマリは舞妓になる決心をする。苦しい稽古の末、マリは都踊りの主役に選ばれるが。(林)

ごめんなさい
由紀ちゃん
絵 :細川知栄子
原作:生田直親

『別冊少女フレンド』5月号
(講談社)
p55-103(49p)
※p104に
「みなさんこんにちは!」という
原作の生田先生と細川先生の
自己紹介がある。イラスト入り。

※再掲載
『別冊少女フレンド増刊』
人気まんが家けっさく特集号
S43/4発行/19-67p(49p)

■悲恋もの
家柄が良くお金持ちで幸せだった17才の早苗。しかし親の借金返済のため嫁ぎ先を決められてしまう。結婚式当日、彼女は好きな人の元へと逃げるが、雪山で二人は遭難。妹の由紀は姉が幸せだったと。(yuki)

●収録:『泣くなパリっ子』3巻【若木書房ティーンコミック/S44/9/5発行】/p111-159(49p)

真珠のいのち 絵 :細川知栄子
原作:津田幸夫
『週刊少女フレンド』
23号〜40号
(講談社)[連載]
■女優もの(+難病もの要素)
◎2才の時に心臓手術をした由美は、医者からあと10年くらいの命といわれている。ある日、それを知ってしまった由美は、不幸な病気で苦しんでいる人を力づける女優になる決心をして劇団に入る。(林)

はじめての
やくそく
細川知栄子 『別冊少女フレンド』11月号
(講談社)〈未確認〉
※情報のみ  

バラのゆくえは
第1部
絵 :細川知栄子
原作:生田直親
『週刊少女フレンド』
昭和41年43号〜昭和42年10号
(講談社)[連載]
■家族もの(+サスペンス要素)
母が殺人容疑で逮捕された可奈と亜矢に世間は冷たかった。父の借金のかたに家もとりあげられ、母も犯行を自白し、亜矢も自殺してしまう。しかし可奈は母の無実を信じ、真犯人を探そうと決心する。母がかばっていた人は…。(林)

TOP△
 
1967(S42)
バラのゆくえは
第2部
絵 :細川知栄子
原作:生田直親
『週刊少女フレンド』
13号〜32号
(講談社)[連載]
■家族〜恋愛もの
可奈は父が研究していたバラを改良して金色のバラをつくりだそうとするが、母が交通事故でなくなる。愛するパイロット・亮をヘレンに譲り、奄美大島でバラを育てる可奈。ようやく金色のバラができるが、可奈と亮は。(林)

わすれな草 細川知栄子 『別冊少女フレンド』
8月号(講談社)
p123-172(50p)
■恋愛もの
◎ヒカルが原因で失明した梨花。その事を秘密にするかわりに、野球の球団に入団するヒカル。ヒカルは梨花を見守る。ある日、梨花の家が火事になり…。(林)

おしゃれな
逃亡者
絵 :細川知栄子
原作:生田直親
『週刊少女フレンド』
昭和42年37号〜昭和43年1号
(講談社)[連載]
■サスペンスもの
◎パリの感化院から脱走した少女レミは監察官のジョセフィーヌに追われている。レミは無実だったが、ジョセフィーヌがレミの母への憎しみから、レミを殺人犯に仕立て上げていたことがわかり…。(林)

1968(S43)
FIRST LOVE
初恋
細川知栄子 『別冊少女フレンド』
1月号(講談社)

■恋愛もの
◎泉じゅん子は高校生。大学生の早瀬みつると付き合いだした頃、5年前に家出した兄が帰宅。兄は美しく成長したじゅん子に、彼女がもらい子であり、自分の花嫁にと告白する。しかし、じゅん子はみつるを愛していた。兄は車を暴走、事故を起こし、同乗した母は「兄と結婚して」と亡くなる。じゅん子の初恋はどうなるのか?(林)

あこがれ 細川知栄子

『週刊少女フレンド』
昭和43年3号〜昭和44年26号
(講談社)[連載]

※再掲載
『別冊少女フレンド増刊』4冊
昭和45年
第1集1月5日号(12/20頃発行)
第1集2月5日号(1/20頃発行)
第1集3月5日号(2/20頃発行)
第1集4月5日号(3/20頃発行)
(2002/12/23yukiさんより/2003/5/31詳細を林さんより情報をいただきました)

■恋愛もの
◎みなしごの千穂はデザイナー志望。辛い毎日を夢を持ってけなげに明るく生きているが、ある日スターの上月光を助けることに。その後上京してデザインルームで働く、ひとりぼっちの千穂を支えたのは上月だった。さまざまな苦難をのりこえて婚約する2人。だが実は異母兄妹と知らされて…。(林)

※昭和61年('86)「花嫁衣装は誰が着る」(大映テレビ/フジテレビ)としてテレビドラマ化もされた。

●収録:
『あこがれ』1巻【KCフレンド509/講談社/S45/5/12発行】
『あこがれ』2巻【KCフレンド510/講談社/S45/5/25発行】
『あこがれ』3巻【KCフレンド513/講談社/S45/7/12発行】
『あこがれ』4巻【KCフレンド515/講談社/S45/8/8発行】
『あこがれ』5巻【KCフレンド522/講談社/S45/8/8発行】
●再刊:
『あこがれ』全5巻【KCフレンド686〜690/講談社/S50/10月〜12月発行】
●再々刊:
『あこがれ』全5巻【KCフレンド/講談社/S61発行】
●文庫:
『あこがれ』全5巻【講談社漫画文庫/講談社/H14/8,10月発行】

ああ▽初恋 細川知栄子 『女性セブン』
3月6日号〜3月20日号
[連載全3回] (小学館)
■恋愛もの
沢木朝子と田村吾郎は恋人同士、高校卒業を期に二人は東京と京都での別々の生活をはじめるが交換日記でお互いの心を確かめ合っていたが、朝子の叔父の会社が倒産したことから運命の歯車は狂ってゆき…(べらさん)

※yukiさん、林さんより最終回情報
※べらさんより連載及び作品あらすじをいただきました(2003/4/7)

愛のちかい 細川知栄子 『別冊少女フレンド』6月号
(講談社)
p15-54(40p)
■コスチューム+恋愛もの
◎今から560年前、フランスに咲いた21才のアルマン王子と美しいマリア姫のきよらかな愛の物語。(林)

わたしのポピー 細川知栄子 『なかよし』8月号
(講談社)
p301-331(31p)
■動物もの
◎少女歌手すみれは、交通事故で足が麻痺してしまう。病院の息子・幸一にはげまされ、子犬ポピーと治療にはげむが、ある日ポピーがすみれを助けるために、車にはねられてしまう。(林)

おとめのいのり 細川知栄子 『別冊少女フレンド』9月号
(講談社)
p23-62(40p)
■悲恋もの
◎父母をなくし、親戚の明の家にひきとられたユリ。明の母は二人が仲良くするのをよく思わず、ユリを家から追い出す。明は音楽家になり「ユリのセレナーデ」という曲をつくる。ユリはそれを聞くが、交通事故で…。(林)

1969(S44)
愛のひとみ 細川知栄子 『別冊少女フレンド』1月号
p23-62(40p)
(講談社)
■恋愛+難病もの
ヨッコは白ばら学園の高校生。健二と交際をはじめて幸せいっぱいの毎日だった。しかしある日、ヨッコは母の日記を読んで自分が原爆症で残り短い命と知る。彼女の生まれる5年前に父が広島で被爆し、その後原爆症で亡くなっていたのだった。健二が合宿で留守にしている間に、ヨッコは学校も行かずに遊び歩くようになる。健二とヨッコは結ばれるのか?(林)

ぼくの天使 細川知栄子 『別冊少女フレンド』4月号
(講談社)〈未確認〉
●収録:
『あこがれ』5巻【KCフレンド522/講談社/S45/8/8発行】

マイ▽ラブ 細川知栄子
『週刊少女フレンド』
昭和44年34号〜昭和45年17号
(講談社)[連載]
■恋愛もの
◎リカとエリはふたごの姉妹。火事で母とエリはやけどをおい、リカは緋桜夫妻の養女になる。15年がたち、リカは祖父の見舞いに男装して日本に。そこで緋桜流の跡取り争いにまきこまれ、リカは女にもどれなくなる。そんな中、青年・上原明に出会い、ふたりは同じ人を好きになる。(林)

風の中のわたし まんが: 
細川知栄子
原作:
松本香鶴
『別冊少女フレンド』10月号
p21-60(40p) ※扉見開き
(講談社)
巻頭カラー読みきり作品
青春問題シリーズ最終回

※“青春問題シリーズ”というのは、複数のまんが家による競作だったらしい。7月号に“第3回”として杉本啓子作品が掲載とのこと。(未観さんより)
■恋愛もの
◎幼馴染みの冴子と知之。冴子の両親は貧しい知之との交際を反対し、大会社の社長御曹司浩太郎との結婚を勧める。病気に倒れた父の会社を救うため、冴子は知之と別れ、浩太郎との結婚を決意する。最後の思い出にと1日だけ許されたデートの日、二人は…。
(2003/3/28 未観さんより)

1970(S45)
パリのロマンス 細川知栄子
『別冊少女フレンド』1月号
p115-154(40p)
(講談社)
■職業(ファッションデザイナー)+恋愛もの
デザイナーをめざす学生の京子は冬休みにパリへ行く。空港でスーツケースを取り違えたマルセルの姉のオートクチュール店で働くことになり、次第にマルセルと京子はひかれあう。京子のことを思うレイモンに告白されるが、断る京子。怒ったレイモンはショーの宝石を盗んで京子に罪を負わせようとする。そんな時、日本から父母の交通事故死の知らせが入り、ショックを受ける京子。京子の無実は証明されるのか?(林)

スペインの花嫁 細川知栄子
原作:山下喬子
『りぼん』(集英社)8月号
引き出しページ込みの7p
オールカラー


※別冊太陽『少女マンガの世界II』p13に扉絵掲載。
★漫画ではなく8ページくらいのオールカラー絵物語だったと思うとの情報(02/11/6たまさんより)
※別冊太陽の8月号表記は正解。 8月に掲載無し情報は誤りと判明しました。(02/12/23yukiさんより)

愛の泉 細川知栄子 『週刊少女コミック』
昭和45年9号〜24号
昭和45年29号〜46年13号
昭和46年16号〜26号
(※昭和47年も?)
(小学館)[連載]
■恋愛もの
●収録:
『愛の泉』1巻【フラワーコミックス/小学館/S53/11発行】
※全5巻

アテンション・ 
プリーズ
細川知栄子
原作:上條逸雄
『週刊少女フレンド』
昭和45年21号〜45号
昭和45年49号〜46年18号
※16号は休載
(講談社)[連載]
■職業(スチュワーデス)もの
◎13年前の飛行機事故の原因を探り、失った父の名誉を回復したいとヨッコ(美咲洋子)はスチュワーデスになるべく上京する。しかし訓練所には、父に恨みを持つ教官・根元がいた。根元はヨッコが美咲機長の娘と知り…。さまざまな試練を乗り越えて、ヨッコはスチュワーデスへの道を歩む。(林、小西)
※初出掲載とコミックスとはラストが異なる。
昭和46年('71)〜47年('72)TBS系列でテレビ放映。細川作品とは物語が異なる。
※S45〜46年にTBS系列でテレビ放映。テレビがオリジナルで、漫画はそれを元に翻案されたもので物語は異なる。テレビドラマは上戸彩主演でH18(2006年)リメイクされた。

●収録:
『アテンション・プリーズ』1巻【KCフレンド528/講談社/S45/11/16発行】
『アテンション・プリーズ』2巻【KCフレンド532/講談社/S46/3/16発行】

テレサの
美しき世界
細川知栄子
原作:一ノ木アヤ
『なかよし』
12月号〜昭和47年2月号
全ページカラー絵物語
(講談社)[連載]
■職業(ファッションモデル)+恋愛もの
◎ファッションモデルをめざす少女テレサ。彼女の素質を見抜いたモードカメラマンのジャンのおかげで、テレサは日に日に美しくなった。だが、ジャンの目が見えなくなってきているのをテレサは知らなかった。テレサはモデルになれるのか?ジャンとの愛のゆくえは?(林)

※『週刊少女フレンド』S46/4.5号に“カラーロマン連載”という予告有り。

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1971(S46)
ゆめみる恋 細川知栄子
『週刊少女フレンド』
昭和46年34号〜昭和47年14号
(講談社)[連載]
■恋愛もの
◎優子の義父は日本画壇の第一人者として有名な夏木画伯。優子は夏木の娘・はるみの意地悪にも負けず、祖父の化粧品会社を立て直そうと必死になる。優子は夏木の新弟子・高宮純と宿命の恋に落ち、愛し合うようになるが、純は父の仇として夏木を狙う。(yuki)

1972(S47)
さくら舞う
春の日に
細川知栄子 『別冊少女フレンド』
2月号(講談社)
p13-112(100p)
■戦争もの
◎京子その愛の手記より。
京子の母は顔にやけどがある。それは原爆の時、自分をかばってできたやけどであることを知る。が、京子も原爆症に。(林)

春をまつ恋 細川知栄子 『なかよし』4月号付録
(講談社)
p1-67(68p)
■恋愛もの
◎美香と村長の息子・洋は15歳の恋人どうし。洋が東京の高校へ行く前日、美香の父が心臓発作で急死する。美香と妹は父の仕事先だった農園に住み込みで働きながら学校行くことに。だが農園の息子が美香を…(林)

まぼろしの花嫁 細川知栄子 『週刊少女フレンド』
(講談社)[連載]
〜昭和47年23号(最終回)
■恋愛もの(+時代もの)
◎倉の中の花嫁衣裳を身に付けた千世は400年前の世界へ。千世姫として白鷺城の新之助と結婚することになる。しかしそれをよく思わない者に刺され、目がさめると現代に戻っていた。だが、再び過去へ…と、時間をさまよう千世の運命は。(林)
●収録:
『まぼろしの花嫁』【プリンセスコミックス/秋田書店】
※表題作と「ゆれる青春」所収。
『春の日に愛を』【ロマンコミック/主婦の友社】S53/9/1発行
※表題作と「まぼろしの花嫁」「めぐりあい」収録。

花のロマンス 細川知栄子 『週刊少女フレンド』
昭和47年36号〜41号(第1部)
45号〜昭和48年6号(第2部)
(講談社)[連載]
■恋愛もの(+スターもの?)
◎姉・夏子の身代わりで舞妓になった真理は、たいへんな売れっ子。しかしその身辺には、たかしをめぐり姉とのいさかいや母の病気など事件がたえない。さらに真理の知らないところでは、紅家との間に秘密が隠されていた。そんな時、スターをめざす真理の身に結婚の話が。真理は結婚させられてしまうのか?(林)
※あらすじは第1部最終回より

愛は空のかなたに 細川知栄子
『週刊少女フレンド』
10月号
11〜74p(64p)
※『週刊少女フレンド』予告より
推定
(講談社)

※その後75年に再掲載が
あったかもしれない。
(情報のみ)
■恋愛もの(戦争を背景に)
◎昭和18年、第2次世界大戦の中での物語。16歳の由紀と20歳の昇は愛を誓い合うが、昇は招集される。昇の弟おさむが病気になり、由紀を妻に望む中尉がおさむを病院に入れてくれるという…。(林)

●収録:
『ヴェニスの恋』【シップポケットコミックス35/オリオン出版】S53
※表題作と「愛は空のかなたに」が所収。

1973(S48)
愛の序曲 細川知栄子 『週刊少女コミック』
昭和48年23号〜37号
(小学館)[連載]
■恋愛もの(+歴史背景)
◎ロシア革命へと向かう時代。エリザ幸せに暮らしていたの父が急死。苦労したエリザの前に11年後、幼なじみのラスが病人を直す不思議な力を持って現れる。ペテルブルクに向かったエリザは、だまされて酒場で働いているところを、もう一人の幼なじみのミハイルに助けられる。血友病となった皇太子も不思議な力で助けたラス。3人の運命は?(林) 

愛のアンジェラス 細川知栄子 『別冊なかよし』5号(年6回刊行)
40頁くらいの読みきり?
※情報のみで未確認
●たまさんから情報をいただきました。(02/11/6)

1974(S49)
黒い微笑
(ほほえみ)
細川知栄子
『週刊少女コミック』
昭和49年24号〜50年10号
(小学館)[連載]
■ホラーもの
◎魔奈と理沙は美しい姉妹。魔奈は幼い時雷に打たれて死んだが、悪霊によって生き返る。悪霊は15年後に魔奈の心まで奪い、殺人を重ねていく。妹の理沙は幼なじみの和志、レオン先生とともに魔奈を助けようとするが。(林、小西)

●収録:
『黒い微笑』1巻【シップポケットコミックス7/オリオン出版】S51/8/30
『黒い微笑』2巻【シップポケットコミックス10/オリオン出版】S51/10/30
『黒い微笑』3巻【シップポケットコミックス15/オリオン出版】S51/12/30
『黒い微笑』4巻【シップポケットコミックス19/オリオン出版】S52/3/30
※4巻に「春の日に愛を」収録。

●『黒い微笑』全4巻【プリンセスコミックス/秋田書店】

1975(S50)
春の日に愛を 細川知栄子
『週刊少女フレンド増刊』(講談社)
1月5日発行
新春デラックスコミック満載号
※掲載誌は未確認
■恋愛もの
美亜は17歳の美しい娘だが、目が見えない。家庭教師に来た医学生・勝を好きになる美亜。勝の母が病気になり、父がお金の心配をしてあげたことで、勝のやさしさがお金のためだと思いこむ。美亜は別れの手紙を書くが…。(林)
●収録:
『春の日に愛を』【ロマンコミック/主婦の友社】S53/9/1発行
※表題作と「まぼろしの花嫁」「めぐりあい」収録。

シンデレラの森 細川知栄子
原作:暮山みどり
『プリンセス』(秋田書店)
75年2月号〜76年6月号[連載]
■職業(芸能界)もの
◎行方不明の父を探すため、北海道から上京したスター志望の美保は、ある事件の容疑者にされてしまう。容疑が晴れて、作曲家の小泉先生の内弟子となった美保だが、さまざまな障害が。(林、小西)

●収録:
『シンデレラの森』全3巻【プリンセスコミックス/秋田書店】
野ばら咲く道 細川知栄子
『週刊少女フレンド』5月25日増刊
(講談社)
※掲載誌は未確認
■恋愛もの
◎美香子は学校からの帰り道、テニスコートで見かけるすてきな人に、野ばらのきみと名づける。母が結核で療養所に入り、弟3人の面倒を見るために美香子は高校をやめて母の出版社でバイトすることになる。母の入院の長期化、仕事の失敗などで倒れてしまう美香子。恋の行方は?(林)
●収録:『あこがれ』5巻【KCフレンド/講談社/S61発行】

ヴェニスの恋 細川知栄子 『花とゆめ』
17、18号(白泉社)
※前後編か?
※書影確認情報のみ

■恋愛もの
◎夏休みにヴェニスに出かけた瑠璃は、同行した父の秘書・江崎から逃れようとして事故で記憶をなくす。助けてくれたのは不良のマリオ。二人は惹かれ合うが、瑠璃の記憶は戻り…。(林)
●収録:
『ヴェニスの恋』【シップポケットコミックス35/オリオン出版】S53/2/10
※表題作と「愛は空のかなたに」が所収。


麗しのメリーさん 細川知栄子 『プリンセス』(秋田書店)
10月号
※書影確認情報のみ
●『王家の紋章』1巻に収録。

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1976(S51)
めぐりあい 細川知栄子
『週刊少女コミック』?
(小学館)
※掲載誌は未確認
●収録:
『春の日に愛を』【ロマンコミック/主婦の友社】S53/9/1発行
※表題作と「まぼろしの花嫁」「めぐりあい」収録。
『王家の紋章』2巻【プリンセスコミックス/秋田書店】

事件発生
ナナにおまかせ
細川知栄子 『別冊少女コミック増刊
ちゃお』5月号
(小学館)
よみきり巻頭カラー

※この作品には「花の劣等生 ナナにおまかせシリーズその2」という続編有。
■親子/ミステリ/コメディ?もの
◎ナナの父・花岡巡査は、銀座署イチのドジ警官。今日も上司にお説教される父を見て、ナナは恥ずかしくもあるがそんな父親を誇りに思っていた。ある日、アイドルスターのジミー・森山に脅迫事件が発生。この事件の担当が、父だと知ったナナは…(べらさんより書誌情報とあらすじをいただきました2003/4/7)

青春の風と
わたし
細川知栄子 『週刊少女コミック』34号
(小学館)
大ロマン読みきりシリーズ
その一(カラー表紙有)

■スポーツもの
◎受験一色の桜が丘学園高等部。朝倉美晴は、勉強だけの高校生活に新風を巻き起こそうと水泳部を設立。全国大会出場に意欲を燃やしていました。そんな最中、水泳部合宿中不慮の事故で後輩の大谷友子を死なせてしまい…。(べらさんより書誌情報とあらすじをいただきました2003/4/7)



王家の紋章 細川智栄子
あんど芙〜みん
※いつからこの表記になったのか?
H5年発売のコミックス「王家の紋章」では知栄子を確認。

『プリンセス』
10月号〜現在も連載中
(秋田書店)[連載]
■恋愛もの(+ファンタジー、歴史もの)
●収録:『王家の紋章』1巻〜刊行中(2008/6に53巻が発行)【プリンセスコミックス/秋田書店】
※秋田文庫も刊行中。

久遠(くおん)の
流れに…
細川知栄子 『ビバプリンセス』夏季号
(秋田書店)

●再掲載:
『久遠の流れに…』
雑誌『プリンセス』
2000年5月号?別冊付録?
(秋田書店)で復刻。加筆有り。

※書影確認情報のみ


■恋愛もの(+ファンタジー、歴史もの)
『王家の紋章』番外編。王子メンフィスの幼少の頃〜キャロルと出会う時までを描く。父の新しい花嫁としてヌビアのタヒリ王女が来る。メンフィスにひかれたタヒリは、メンフィスに近づく。父王は毒殺され、メンフィスが王に即位。ヌビア国はエジプトを攻める用意をするが…。(林)

●収録:
『王家の紋章』11巻p119-199(81p)
【プリンセスコミックス/秋田書店】

花の劣等生
ナナにおまかせ
シリーズその2
細川知栄子 『別冊少女コミック増刊
ちゃお』11月号
(小学館)
読み切り巻頭カラー
■親子/ミステリ/コメディ?もの
◎ナナが通う学園の問題児達、通称「唐獅子牡丹グループ」。正義感の強いナナが彼らの行為を咎めても、どこ吹く風。「唐獅子牡丹」の行動に苦慮した学園側は、一掃に乗り出す。手始めに行われたのは、成績能力を選別した実力クラスの編成。新しいクラスの名簿が発表され、唐獅子牡丹のメンバーが集まったZ組に、何故かナナの名前もあり…(べらさんより書誌情報とあらすじをいただきました2003/7/20)

桜田淳子物語
「がんばり屋
淳子」
細川知栄子 「101コミックス」シリーズ
『桜田淳子 101ひみつ』まんがであそぼう(小学館)所収
※1976〜1977年に出版
※40ページ作品のようである
(べらさんより書誌情報をいただきました2003/7/20)
※一部、古書目録情報も参考にしました。

1977(S52)
ハーイ!夢です 細川知栄子
『週刊少女コミック』
10号〜17号
(小学館)
[連載]
■職業(TVレポーター)もの
◎レポーター志望の夢は憧れのTV局に入社するが、失敗ばかりして取材部にまわされる。ある日、夢もカメラテストに参加することに。夢はレポーターになることができるのか?(林)

●収録:
『ハーイ!夢です』【シップポケットコミックス28/オリオン出版】S52/9/30

永遠(とわ)に
愛を
細川知栄子
『別冊ビバ・プリンセス』秋の号
(秋田書店)
p5-79(75p)
※4色カラー/4p+2色/8p含む

●再掲載:
『永遠(とわ)に愛を』
雑誌『プリンセス』2000年12月号特大号付録PRINCESS EXTRA COMIC(秋田書店)で復刻。
1−102p(102p)
※初出に加筆したもの(林)
※「ロール帝国ガイドブック」も同時収録103-106p(4p)。
■恋愛もの(+歴史背景)
◎古代ローマ。美しい乙女ユリアは一度出会ったローマ帝国統一をめざすコンスタンチヌス陛下が忘れられない。宮廷医師であるユリアの父は、無実の罪で捕まり拷問され、娘のユリアも捕まってしまうが、陛下とユリアはお互いに惹かれ合う。二人は結ばれるのか。(林)


あかねさす
紫の花
細川知栄子
原作:柴田侑広
『劇画タカラヅカ名作10選
PART2』(主婦と生活社)
※カラー表紙
■恋愛もの(+歴史背景)
◎古代ー飛鳥・白鳳時代。近江の鏡の郷に住む額田は愛らしい姫君。幼い日に出会った大海人皇子と心を通わせ、夫婦の契りを結ぶ。二人には娘も誕生し、この幸せは永遠に続くかに見えたが、大海人の兄・中大兄皇子が額田を熱望しはじめて…。(べらさんより書誌情報とあらすじをいただきました2003/7/20)


1978(S53)
〈未確認〉          

1979(S54)
伯爵令嬢 細川知栄子
『ひとみ』1〜2月号/4月号〜
(秋田書店)[連載]
■恋愛もの(+歴史背景)
◎19世紀末フランス。孤児院で働いていたコリンヌはロンサール伯爵の娘と判明するが、パリに向かう途中に記憶を失くす。コリンヌの運命は。(林、小西)
●収録:『伯爵令嬢』全12巻【ひとみコミックス/秋田書店】

年代不明のもの

ゆれる青春 細川知栄子 掲載誌・年代など不明
〈掲載誌未確認〉

■職業(警察官)もの
◎少年補導係の章子は、初仕事で非行少年・悟に気迫負けしてしまう。悟は国会議員の子供だった。章子はなんとか悟を立ち直らせようとするが。(林)
●収録:
『まぼろしの花嫁』【プリンセスコミックス/秋田書店】


●上記のリスト中、原作者が未確認のものがあります。
●現在の出版物は「細川智栄子」表記を使用。
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◎上記のリストは完成版ではありませんので、利用される際にはその旨をご了承ください。
(掲載頁表記のあるものは、現物もしくは現物の複写資料の確認情報です)
◎リストの不明点、間違いのご指摘など、情報を図書の家のメールボックスにお寄せくださると助かります。
いただいた情報はリストに反映させていただきます。

2002/7/22より作成
資料協力:林さん、yukiさん

・2002/7/25 nonnoさんから『ひろった幸福』瀬戸かおる作品情報をBBSにいただきました。
・2002/7/25 未観さんから1969年『別冊少女フレンド』掲載の作品情報をBBSにいただきました。
・2002/8/25 nonnoさんからS46年2月号『なかよし』掲載の『テレサの美しき世界』予告情報、『愛は空のかなたに』掲載号予告情報をBBSにいただきました。
・2002/9/27 林さんの情報で『麗しのメリーさん』『ヴェニスの恋』『久遠の流れに・・』等の掲載号を追加。
・2002/11/6 たまさんからS48『愛のアンジェラス』/『スペインの花嫁』『ひろった花嫁』について情報をいただきました。
・2002/12/23 yukiさんと林さんの情報で『スペインの花嫁』『テレサの美しき世界』『あこがれ』『東京シンデレラ』『なみだの京舞い』について詳細追加。
・2002/12/27 林さんの情報で『東京シンデレラ』総集編詳細追加。
2003/1/28 S43『ああ▽初恋』はyukiさんと林さんから、S44『愛のひとみ』、S45『パリのロマンス』は林さんから情報追加。
・2003/2/24 林さんの情報でS44『風の中のふたり』を情報追加。
・2003/3/12 林さんの情報でS44『風の中のふたり』を修正。
・2003/3/12 未観さんの情報でS44『風の中のふたり』あらすじ等を追加。
・2003/4/20 べらさんの情報でS43『ああ初恋』S51『青春の風とわたし』『事件発生 ナナにおまかせ』を追加。
・2003/5/31 林さんの情報でS43『あこがれ』総集編の詳細情報を追加。

・2003/7/19 林さんの情報でS43『first love 初恋』のあらすじ情報を追加。
・2003/8/19 べらさんの情報(7/20)でS51『花の劣等生 ナナにおまかせシリーズその2』S52『あかねさす紫の花』、『がんばり屋淳子』を追加。
ありがとうございました。


参考(順不同/敬称略):
・『漫画の手帖』(1991 SPRING No.32/発行所:漫画の手帖事務局)掲載
「よいこのうわさ/細川知栄子特集」の作品リスト(杉田健一制作)
・細川智栄子先生データベース(細川智栄子先生ファンサイト『Desert Wind』)
・細川知栄子の作品について(鈴木めぐみの情熱的マンガ生活/ワンポイント情報局)
・うろおぼえマンガ探偵局(絶品!少女マンガ列伝
『細川知栄子』 特集ページ復刊ドットコム/復刊特集)
若木書房リスト

・マンガ古本情報(@ニフティ FBOOK Web edition 本と雑誌フォーラム

このリストを作るにあたって資料確認が可能なもの以外は、
上記の書籍及びサイト掲載のリストと情報及び古書目録などを参考にしました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。


[あらすじについて]
作風の変化や時代の流れをわかりやすくするために、簡単なあらすじを付記しました。
問題がありましたら「図書の家のメールボックス」までご連絡ください。速やかに対処させていただきます。

●上記掲載以外の細川知栄子初期作品をご存じの方は、ぜひ情報収集にご協力ください。
 

◎掲載の文章、資料及び図像についての複写および転載はご遠慮ください。
ご意見・ご感想は
BBS 図書の中庭まで[TOSHO]