少女漫画とバレエ

バレエ漫画リスト/作家別(う)

楳図かずお Umezu, kazuo
2001/10/22作成 2006/11/25

印は現物を入手しているもの。印は内容確認したものです。

楳図かずお「母よぶこえ」

初出/出版社
月刊「少女ブック」/集英社
掲載号
1958(S33)年連載
確認:7月号/p74〜82(9p) 
※この前後に連載されているようである。しかし→『楳図かずお作品目録』(半魚文庫)によれば1957年3月〜12月までに連載されたものということ。年代確認中。
こちらで確認した資料は1958年7月号(目次にちばてつや「オデット城のにじ」がある)。
内容

“日本一かなしい漫画”“すばらしいバレエまんが”“バレエとお花のすきな歌子さんのかなしいまんがです。”(表紙まわりの惹句より)

物語(7月号による)/絵島歌子はお花の好きなやさしい少女。父が亡くなり、母子は花畑で薬を飲み・・。もうろうとした意識の中で花の精たちと「白鳥の湖」を踊り続ける歌子。しかし、病院のベッドで目覚めた歌子は母がいないのに気づく。お母さんの命は!?

7月号はたった9ページだが密度の濃い幻想的なバレエシーンが続き、美しい。絵もかわいく愛らしく緻密に描かれている。 (小西)

どんな作品か?
本格母と子
他の要素
家族・苦労もの
コミックス 不明〜未刊行?
参考資料 確認:1958/7月号掲載ページ
ヤマダトモコさん、ご協力ありがとうございました。2000/11/24

楳図かずお「花びらの幻想」

初出/出版社
単行本(貸本)/発行:金竜出版社 発売:金園社
発行年/版型/頁数
1959(S34)年/B6ハードカバー/全128P
内容

“世にも不思議な、幻想と哀愁とバレーの物語”(正編扉のことばより)
続編は『続 花びらの幻想』(金園社 S35年発行)。

どんな作品か?
本格母と子 バレエ少女の物語
他の要素
-
参考資料:復刻版
 

『花びらの幻想/続・花びらの幻想』(完全復刻版),発行:小学館クリエイティブ,発売:小学館
2006年6月初版発行

※貸本単行本からの復刻版。正・続の2冊セット。
※読本(付録解説)

 著者インタビュー/
竹宮惠子(漫画家)/米沢嘉博(評論家)/想田四(漫画研究家)

楽天ブックス
amazon


参考:
半魚文庫さんのHP“楳図かずお 作品目録”
・米沢嘉博『戦後少女マンガ史』(新評社)S55/1/10発行
・竹宮恵子「楳図かずお伝」(『少年サンデー』1975/8/5増刊号掲載/フラワーコミックス『ここのつの友情』(小学館)所収)
※竹宮恵子はこの「花びらの幻想」が大好きだったようで、この楳図先生紹介の作品のなかでかなり熱くその魅力を語っている。主人公のチュチュ姿の似顔絵も見ることができる。
・別冊宝島494「お宝コミックランキング」(宝島社/2000/3/25発行)
※10Pに正・続セットで市場価格25万円として表紙が掲載。


楳図かずお「続 花びらの幻想」

初出/出版社
単行本(貸本)/発行:金竜出版社 発売:金園社
発行年/版型/頁数
1960(S35)年/B6ハードカバー
内容

『花びらの幻想』の続編。

どんな作品か?
本格母と子 バレエ少女の物語
他の要素
-
参考資料:復刻版
 

『花びらの幻想/続・花びらの幻想』(完全復刻版),発行:小学館クリエイティブ,発売:小学館
2006年6月初版発行

※貸本単行本からの復刻版。正・続の2冊セット。
※読本(付録解説)

 著者インタビュー/
竹宮惠子(漫画家)/米沢嘉博(評論家)/想田四(漫画研究家)

楽天ブックス
amazon


参考:
半魚文庫さんのHP“楳図かずお 作品目録”
・米沢嘉博『戦後少女マンガ史』(新評社)S55/1/10発行
・竹宮恵子「楳図かずお伝」(『少年サンデー』1975/8/5増刊号掲載/フラワーコミックス『ここのつの友情』(小学館)所収)
・別冊宝島494「お宝コミックランキング」(宝島社/2000/3/25発行)
※10Pに正・続セットで市場価格25万円として表紙が掲載。




◎マニ研ではバレエ漫画作品に下記のカテゴリ分類をしています。ただし独断・推測も含みます。
本格 バレエが物語の主題で内容も本格的なもの。
小道具 バレエは小道具扱い。設定のひとつ。
母と子 母と子の物語がもう一つの大きな主題となっているもの。
スポ根 スポーツ根性ものの要素が大きいもの。
幼年向 小学校低学年から無理なく読める、物語の起伏が大きく派手なもの。学年誌連載を含む。

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