少女漫画とバレエ

バレエ漫画リスト/作家別(て)

手塚治虫 Tezuka, osamu
2001/10/22作成 

印は現物を入手しているもの。印は内容確認したものです。

手塚治虫「ナスビ女王」

初出/出版社
月刊「少女」/光文社
掲載号 1954(S29)年5月号〜1955(S30)年7月号連載
内容

(バレエ関連部分):“田舎娘の谷底ナスビが王女になりたいと願い、イチョウの精が聞き届ける”そんなふうに幕を開ける三人の少女の物語。三人のうちの一人、タカ子がプリマドンナをめざしている。バレエのシーンも充実。

物語の基本的な筋書きはマーク・トウェーン「王子と乞食」と、アンソニー・ホープの「ゼンダ城の虜」(手塚はスチュアート・グレンジャー主演の映画の影響と書いている)を下敷きにしているとのこと。作中に出てくるタカ子の踊る「コッペリヤ」は、“前の週に観たばかりのバレエ”だったそうだ。

どんな作品か?
小道具
コミックス 手塚治虫漫画全集MT214『ナスビ女王』/1983年12月20日1刷発行/講談社
他の要素
3人の少女の運命の物語(バレエものあり、農村ものあり、ミステリーあり、継子いびりあり、恋模様あり、といまの少女漫画の持つほとんどのジャンルのもとが、この作品の中にはありますとあとがき(*上記コミックス)で作者が語っている)
参考資料 確認:情報及び現物(漫画全集)
サトーさんに情報をいただきました。ありがとうございました。(1999、2000/3)
参考:
別冊太陽『少女マンガの世界I』『手塚治虫マンガ大全』(平凡社)
『手塚治虫の少女まんが傑作選 Romantic』(光文社)

手塚治虫「あけぼのさん」

初出/出版社
月刊「りぼん」/集英社
掲載号 1959(S34)年1月号〜7月号連載
内容

映画「ホフマン物語」「赤い靴」に影響を受けての手塚版「赤い靴」。
5月号の表紙の惹句は“新生バレエ団にはいることができたみなし子のつぐみは、天使のくつをもらいましたが・・・”

どんな作品か?
本格 バレエ少女の物語
コミックス 手塚治虫漫画全集MT314『そよ風さん』収録/1993年12月16日1刷発行/講談社
他の要素
ファンタジー
参考資料 確認:情報及び現物(漫画全集)
・サトーさんにコミックスの情報をいただきました。ありがとうございました。(2000/3)
参考:
・別冊太陽『少女マンガの世界I』『手塚治虫マンガ大全』(平凡社)
・別冊太陽『少女マンガの世界I』(平凡社)
・『手塚治虫の少女まんが傑作選 Romantic』(光文社)


◎マニ研ではバレエ漫画作品に下記のカテゴリ分類をしています。ただし独断・推測も含みます。
本格 バレエが物語の主題で内容も本格的なもの。
小道具 バレエは小道具扱い。設定のひとつ。
母と子 母と子の物語がもう一つの大きな主題となっているもの。
スポ根 スポーツ根性ものの要素が大きいもの。
幼年向 小学校低学年から無理なく読める、物語の起伏が大きく派手なもの。学年誌連載を含む。

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