少女漫画とバレエ

バレエ漫画リスト/作家別(な)

中島利行 Nakajima, toshiyuki
2001/10/22作成 

印は現物を入手しているもの。印は内容確認したものです。

中島利行「ナナ子よ!」

初出/出版社
「なかよし」/講談社
掲載号

1958(S33)年〜1958(S34)年連載?
34年4月特大号付録(「ナナ子よ!」の部分は55P/B6サイズ)
“ナナ子ちゃんニュース”おたよりページ2P
連載作品。かなり本格的なバレー(=バレエ)レッスンあり。

※S33年10月付録の書影確認。
※S33年11月・12月・S34年1月号のB5付録の書影確認。

内容

34年4月特大号付録:
【前半部分】ナナ子を援助している?老人の懐古話。
過去に負い目のある老人は娘そっくりでバレーの才能のあるナナ子に偶然出会い、昔の罪滅ぼしとして彼女をしあわせにしてやりたいと願う。
【後半部分】バレエスクールの寮?で暮らすナナ子あてに“白鳥のスタンプ”を押した大きな贈り物が。洋服がいっぱいの綺麗な洋ダンス、書庫、そしてバレーの写真集。うらやましがる友人たち。しかし、ライバルの夏目さんはナナ子とはうち解けない。レッスンでナナ子は“赤い靴”のイメージを見事に踊る。

バレエシーンはかなり叙情的で詩的な部分もある。構図もカメラアングルに凝っていて、同時期であるが少年漫画っぽい木村光久の「悲しき白鳥」とは違う、はかなげな少女の世界の印象が強い。(小西)

どんな作品か?
本格母と子 バレエ少女の物語?
他の要素
不幸・家族もの
参考資料 確認:現物(S34年4月特大号付録のみ)
参考:書影
別冊太陽『少女マンガの世界I』(平凡社)p83に33年10月号の書影あり。


◎マニ研ではバレエ漫画作品に下記のカテゴリ分類をしています。ただし独断・推測も含みます。
本格 バレエが物語の主題で内容も本格的なもの。
小道具 バレエは小道具扱い。設定のひとつ。
母と子 母と子の物語がもう一つの大きな主題となっているもの。
スポ根 スポーツ根性ものの要素が大きいもの。
幼年向 小学校低学年から無理なく読める、物語の起伏が大きく派手なもの。学年誌連載を含む。

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