少女漫画とバレエ
 

バレエ漫画リスト/作家別(ま)

牧美也子 Maki, miyako
2001/10/21作成  2007/1/25更新


印は現物を入手しているもの。印は内容確認したものです。

牧美也子「母恋ワルツ」(想い出集1)

出版社
東光堂出版
発行日
1957(S32)4月
内容

牧美也子のデビュー作。少女時代から憧れていたバレエがテーマ。漫画を描き始めて二作目で4か月で仕上げた。この作品が認められて、同年、光文社「少女」にて雑誌デビューとなる。

どんな作品か?
本格母と子
他の要素
-
参考資料 参考:
2000/10月〜12月弥生美術館「牧美也子・水野英子・わたなべまさこ展」解説書
・別冊太陽『少女マンガの世界I』 p68〜71
・別冊太陽『少女マンガの世界I』p113書影確認(バレエチュチュ姿の少女)

牧美也子「白いバレエぐつ」

初出/出版社
月刊「少女」/光文社
掲載号
1957(S32)12月号/p172〜179(8p)
内容

物語/ミサコは裏山にスケッチに出かけ、がけの側で妖精のように踊り続けるお姉さんの姿を見た。その人はトゥシューズを残してがけから落ちてしまう。そのトゥシューズは、さっき出会った少年の姉のものだった・・・

牧美也子の雑誌デビュー作。バレエを踊るお姉さんの姿がとても美しく、物語もリリカルな情感にあふれている。短いページ数だが細かいコマ割りで丁寧に濃密に仕上げられた作品。

どんな作品か?
本格小道具
他の要素
ファンタジー
参考資料 確認:情報及び掲載ページ
・ヤマダトモコさん作成のバレエ漫画リストより情報をいただきました。ありがとうございました。(1999/8)
林さん、ご協力ありがとうございました。2001/3

牧美也子「マキの口笛」

初出/出版社
月刊「りぼん」/集英社
掲載号
1960(S35)9月号〜1963(S38)4月号/32回連載
再掲載号

「マキの口笛/第1部」(「りぼん」お正月増刊号 S41年1/15)
「マキの口笛/第2部」(「りぼん」S41年2月増刊号)
「マキの口笛/第3部」(「りぼん」春休み増刊号 S41年4/1)
※りぼんの増刊三冊はダイジェスト編で抜けているエピソードがある。この時点でトレースされている?という情報あり。(未確認)

コミックス 虫コミックス『マキの口笛』(全3巻)
1巻/S45年3月30日初版発行(※巻末に水野英子からのメッセージあり?)
2巻/S45年4月30日初版発行

3巻/S45年5月30日初版発行
※オリジナル原稿紛失のためか、別の手でトレースされたページがある。
文庫 講談社漫画文庫『マキの口笛』(全3巻)
1巻/S52年1月31日初版発行
2巻/S52年3月8日初版発行
3巻/S52年4月20日初版発行
(※虫コミを文庫化? オリジナル原稿紛失のためか、別の手でトレースされたページがある。)
復刻版
 

『マキの口笛』(完全復刻版),発行:小学館クリエイティブ,発売:小学館
2006年12月20日初版第1刷発行


※初出雑誌及び付録からの復刻、完全版。
※カバー裏に初出扉を一覧して掲載。

カラー口絵4ページ
本文/p1〜p689(カラー4p+2色6p含む)
牧美也子インタビュー「マキの口笛」を描いた頃の思い出/p690〜697〔インタビュー:日高敏〕
解説:藤本由香里「血肉の通ったあこがれ、牧美也子」p698〜701
牧美也子プロフィール p702

カバー表画像
カバー裏画像(初出扉)

*約700ページのボリューム感↑
※上記画像は小学館クリエイティブさんに掲載許諾をいただいています。

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内容

物語/小学生のマキは銀行につとめる姉と二人暮らし。父母はいないが、大好きなバレエを習いながら幸せに暮らしていた。しかし、やさしいおかあさんのようだとマキが憧れていた元バレリーナで女優の“谷みゆき”が姉に生活費を援助していたことがわかり、マキは自らの出生と隠されていた過去を知る。

牧美也子のバレエ物の代表作。母と子のドラマにバレエシーンの美しさ、主人公の魅力もあって大ヒットとなり、当時はファンクラブまで作られた。 連載時は毎回、主人公の着ている服が読者1名にプレゼントされた(巻末著者インタビューに詳細あり)。

p574-575(マキは公演の主役に抜擢され、谷みゆきにレッスンを受ける) 

p496-497(仲良くなったマリーがフランスに帰る前の晩、ふたりは夜の庭で白い妖精のように踊る) 

※上記画像は小学館クリエイティブさんに掲載許諾をいただいています。

どんな作品か?
本格母と子
他の要素
-
参考資料

確認:(付録はS36/5月号、S37/2月号、9月号、S38/1月号、4月号のみ)
1960(S35)9月号/連載第1回/p57-72(16p)
1960(S35)10月号/連載第2回/p53-68(16p)
1960(S35)11月号/連載第3回/p41-56(16p)
1960(S35)12月号/連載第4回/p55-70(16p)
1961(S36)1月号/連載第5回/p51-68(18p)
1961(S36)2月号/連載第6回/p33-52(20p)
1961(S36)3月号/連載第7回/p41-56(16p)
1961(S36)4月号/連載第8回/p39-54(16p)
1961(S36)5月号/連載第9回/別冊付録のみ(ページ数不明)
1961(S36)6月号/連載第10回/p39-54(16p)
1961(S36)7月号/連載第11回/p33-56(24p)
1961(S36)8月号/連載第12回/p33-56(24p)
1961(S36)9月号/連載第13回/p33-54(22p)
1961(S36)10月号/連載第14回/p31-52(22p)
1961(S36)11月号/連載第15回/p23-45(23p)
1961(S36)12月号/連載第16回/p23-44(22p)
1962(S37)1月号/連載第17回/p15-36(22p)
1962(S37)2月号/連載第18回/p47-54 (8p) →別冊付録(ページ数不明)
1962(S37)3月号/連載第19回/p15-36(22p)
1962(S37)4月号/連載第20回/p29-55(27p)
1962(S37)5月号/連載第21回/p21-42(22p)
1962(S37)6月号/連載第22回/p21-42(22p)
1962(S37)7月号/連載第23回/p21-42(22p)
1962(S37)8月号/連載第24回/p21-42(22p)

1962(S37)9月号/連載第25回/p29-36(8p) →別冊付録(ページ数不明)
1962(S37)10月号/連載第26回/p29-50(22p)

1962(S37)11月号/連載第27回/p29-50(22p)

1962(S37)12月号/連載第28回/p29-50(22p)

1963(S38)1月号/連載第29回/p31-38(8p) →別冊付録/B5/本文P3-24(扉+21p)
1963(S38)2月号/連載第30回/p25-46(22p)

1963(S38)3月号/連載第31回/p29-50(22p)
1963(S38)4月号/連載第32回/p33-40(8p) →別冊付録/B5


サトーさん、再掲載情報提供ありがとうございました(2000/2)

林さん、柴田さんご協力ありがとうございました。
柴田さんに詳細なリストのご協力をいただきました。本当にありがとうございました(2002/7/12→2006/11/25)

・2000/10月〜12月弥生美術館「牧美也子・水野英子・わたなべまさこ展」解説書・作品リストより連載時期を確定しました。
・別冊太陽
『子供の昭和史/昭和35年〜48年』(平凡社) p32-33“バレエ、花びら、星、涙・・・―母物マンガと華やかな小道具―”/別冊太陽『少女マンガの世界I』(平凡社)に連載分の書影あり。
・別冊ふろく号数は『まんだらけZENBU』2000年6月号/No.7/p67のふろく書影、サトーさん作成の「「りぼん」別冊ふろくリスト」(砂糖壺)を参考にしました。

資料作成 2007/1/25更新

牧美也子「りぼんのワルツ」

初出/出版社
月刊「りぼん」/集英社
掲載号
1963(S38)5月号〜1964(S39)12月号/20回連載
再掲載号 1968(S43)年8月号付録(前編)、9月号付録(後編)-「りぼん」付録マスコットコミックス-/各225P前後
内容

物語/生まれたときに病院の手違いで3人の赤ちゃんが入れ替わり、一人生き残ったのが主人公の花丘マミ。彼女はバレーの天才少女として美しく成長する。彼女と実母・沖千絵子は互いにその事実を知りながら、胸に秘めている。

S39年9月号付録/レッスンの帰りに切符を求めて劇場に寄るマミ。明日のリハーサルを前に一人舞台に立つ。急な父の出張で、当日のマミのつきそいは本当の母・千絵子がすることになり、胸がいっぱいになるマミ。

主人公の少女や登場人物の心の機微が繊細につづられ、牧美也子の少し悲しげな少女の瞳も心にしみる。B5サイズの付録がたくさんついていたようだが、そのカラーの表紙も1枚の絵としてとても美しいものである。

どんな作品か?
本格母と子
他の要素
(エピソード:赤ちゃんの時に入れ替わる、美しく聡明な実母との出会い、母と同じ場所にアザ)
参考資料

確認:
1963(S38)5月号/連載第1回/p29〜36(8p)→別冊付録/B5/本文p3〜24?(扉+21p?)以下同様
1963(S38)6月号/連載第2回/p29〜36(8p)→別冊付録
1963(S38)7月号/連載第3回/p37〜66(30p)※本誌のみ
1963(S38)8月号/連載第4回/p29〜36(8p)→別冊付録
1963(S38)9月号/連載第5回/本誌はなし→別冊付録
1963(S38)10月号/連載第6回/p21〜32(12p)→別冊付録
1963(S38)11月号/連載第7回/p13〜20(8p)→別冊付録
1963(S38)12月号/連載第8回/p29〜40(12p)→別冊付録
1964(S39)1月号/連載第9回/p17〜28(12p)→別冊付録
1964(S39)2月号/連載第10回/p17〜28(12p) →別冊付録
1964(S39)3月号/連載第11回/p15〜26(12p)→別冊付録
1964(S39)4月号/連載第12回/p17〜28(12p) →別冊付録
1964(S39)5月号/連載第13回/p25〜36(12p)→別冊付録
1964(S39)6月号/連載第14回/p17〜28(12p) →別冊付録/B5/本文p3〜24?(扉+21p?)
1964(S39)7月号/連載第15回/p21〜32(12p) →別冊付録
1964(S39)8月号/連載第16回/p23〜34(12p)→別冊付録
1964(S39)9月号/連載第17回/p23〜34(12p) →別冊付録/B5/本文p3〜24?(扉+21p?)
1964(S39)10月号/連載第18回/p17〜28(12p) →別冊付録
1964(S39)11月号/連載第19回/p17〜28(12p) →別冊付録/B5/本文p3〜24?(扉+21p?)
1964(S39)12月号/連載第20回/p41〜52(4c4p2c4p/12p)別冊付録/B5/本文p3〜24?(扉+21p?)

林さん、柴田さん、サトーさん、ご協力ありがとうございました。
柴田さんに詳細なリストのご協力をいただきました。本当にありがとうございました(2003/6/14→2006/11/25)

・2000/10月〜12月弥生美術館「牧美也子・水野英子・わたなべまさこ展」解説書・作品リストより連載時期を確定しました。
別冊太陽『子供の昭和史/昭和35年〜48年』(平凡社) p32-33“バレエ、花びら、星、涙・・・―母物マンガと華やかな小道具―”に連載分の書影あり(S37年とあるが、間違い? 何号か不明。扉絵は白鳥のチュチュをつけた少女のアップ。
・別冊ふろく号数は手持ちに加えて、主に『まんだらけZENBU』2000年6月号/
No.7/p67のふろく書影、サトーさん作成の「「りぼん」別冊ふろくリスト」(砂糖壺)を参考にしました。


牧美也子虹にねがいを」

初出/出版社
月刊「りぼん」/集英社
掲載号
1965(S40)2月号〜1966(S41)11月号/22回連載
内容

“大評判!!バレエ漫画!!”(別冊太陽の書影・扉惹句より)

物語/

どんな作品か?
本格母と子
他の要素
-
参考資料

確認:
1965(S40)2月号/連載第1回/p23〜34(12p)→別冊付録
1965(S40)3月号/連載第2回/p19〜30(12p)→別冊付録/本文p19〜30(12p)
1965(S40)4月号/連載第3回/p23〜52(30p)※本誌のみ
1965(S40)5月号/連載第4回/p47〜62(16p)※本誌のみ
1965(S40)6月号/連載第5回(第1部終了)/p109〜125(17p)※本誌のみ

1965(S40)10月号/連載第6回(第2部スタート)/p25〜51(27p)※本誌のみ
1965(S40)11月号/連載第7回/p21〜32(12p)→別冊付録
1965(S40)12月号/連載第8回/p23〜26(4p)→別冊付録
1966(S41)1月号/連載第9回/p25〜27(3p)→別冊付録
1966(S41)2月号/連載第10回/p21〜31(11p)→別冊付録
1966(S41)3月号/連載第11回/p21〜31(11p) →別冊付録
1966(S41)4月号/連載第12回/p25〜36(12p)→別冊付録
1966(S41)5月号/連載第13回/p25〜36(12p)→別冊付録
1966(S41)6月号/連載第14回/p27〜38(12p)→別冊付録
1966(S41)7月号/連載第15回/p25〜36(12p)→別冊付録
1966(S41)8月号/連載第16回/p37〜70(33p) ※本誌のみ
1966(S41)9月号/連載第17回/p27〜60(34p) ※本誌のみ
1966(S41)10月号/連載第18回/p27〜60(34p) ※本誌のみ
1966(S41)11月号/連載第19回(最終回)/p59〜93(35p)


林さん、柴田さんご協力ありがとうございました。
柴田さんに詳細なリストのご協力をいただきました。本当にありがとうございました(2003/6/14→2006/11/25)

・2000/10月〜12月弥生美術館「牧美也子・水野英子・わたなべまさこ展」解説書・作品リストより連載時期を確定しました。
・別冊太陽
『子供の昭和史/昭和35年〜48年』(平凡社) p32-33“バレエ、花びら、星、涙・・・―母物マンガと華やかな小道具―”にS37年連載分の書影あり(何号か不明。扉絵は白鳥のチュチュをつけた少女のアップ。
・別冊ふろく号数は、手持ちに加えて『まんだらけZENBU』2001年5月号/No.10/p92のふろく書影、サトーさん作成の「「りぼん」別冊ふろくリスト」(砂糖壺)を参考にしました。


参考作品(ほんの少し出てくるバレエ):
牧美也子「道ふたつ」

初出/出版社
月刊「りぼん」/集英社
掲載号 1967年(S42)1月号〜1968(S43)2月号/14回連載
※1967/9月号のみ本誌から付録に続く
内容

(バレエ関連部分):主人公の少女が引き取られた家の中学生の娘(つまり従姉妹)がバレエを習っている。同様に物語の軸になる主人公のまゆみを車ではねた婦人の娘も同じバレエ団に所属している。

どんな作品か?
小道具
他の要素
-
参考資料 参考:情報のみ。
本後さんから情報をいただきました。ありがとうございました。(2000/11/10)
yukiさんから掲載号修正情報をいただきました。ありがとうございました。(2004/5/10)




◎マニ研ではバレエ漫画作品に下記のカテゴリ分類をしています。ただし独断・推測も含みます。
本格 バレエが物語の主題で内容も本格的なもの。
小道具 バレエは小道具扱い。設定のひとつ。
母と子 母と子の物語がもう一つの大きな主題となっているもの。
スポ根 スポーツ根性ものの要素が大きいもの。
幼年向 小学校低学年から無理なく読める、物語の起伏が大きく派手なもの。学年誌連載を含む。

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