少女漫画とバレエ

バレエ漫画リスト/作家別(き)

きむら光久/木村光久 Kimura, mitsuhisa
2001/10/22作成 2002/10/19更新 

印は現物を入手しているもの。印は内容確認したものです。

きむら光久「かなしき白鳥」

初出/出版社
「少女ブック」/集英社
掲載号

1957(S32)年〜1958(S33)年連載?
※S33年新年号付録(総ページ数82P)(内容が途中から始まるので、前年から連載していると推測)
※S33年3月号付録を書影確認

内容

“こわいかなしいバレエまんが”(S33年新年号付録扉惹句より・以下全て同号より)
その日その朝/ふきすさぶかなしい風/かあさんとともに/たいへんなひみつ/涙のバレエ・コンクール(章タイトルより)

物語:はる子ちゃんはバレエの上手な少女。主役に抜擢され喜ぶ彼女に、兄が警察に連れて行かれたと知らせが。その夜、黒メガネの女性がバレエシューズを預けていき、悪者に家を荒らされ、誘拐され、それを探した兄は事故に。はる子ちゃんは謎の女性が本当の母ではないかと疑う。そんな中でバレエのコンクールが始まり、はる子ちゃんはお母さんの姿と共に踊る。

“はる子ちゃんのバレエぐつの中には どんなひみつがかくされているのでしょうか?”(3月号付録書影・扉惹句より)

表紙と中の口絵は写実系の絵だが、本文は手塚治虫系のまるっこいマンガチックな絵である。物語にはかなりサスペンス色が濃いが、当時のものとしてはバレエポーズなどはかなり忠実な方ではないだろうか? 人気漫画と歌われたとおりの波瀾万丈エンタテイメント作。(小西)

どんな作品か?
本格 ライバル・主役争い・トゥシューズ(中に父の研究の秘密が隠されている)・舞台の天井落ち・奈落落ち・劇場が火事
母と子
母の不在、母への憧憬(バレエをふたりで踊る幻想)、出会い、事故
他の要素
サスペンス
コミックス

不明

参考資料 参考:
・別冊太陽『少女マンガの世界I』(平凡社)P82にS33年3月号書影あり。

木村光久「ふたりのねがい」

初出/出版社
「少女ブック」/集英社
掲載号

1958(S33)年〜1958(S34)年連載?
※S33年12月号付録
※S34年2月号付録

単行本 少女漫画文庫(第13巻)/集英社
内容

S33年12月号付録:表紙も裏表紙もバレエの少女の写真。
表紙→バレエ少女3人をバックにバイオリンを持った松島トモ子。
モデルのバレエ少女は「東京・橘バレエ団のみなさん」。
※この号のお話はまったくバレエ無関係。

単行本表紙には舞妓姿の少女とバレエチュチュ姿の少女。

東京に住むバレエの上手なちどりちゃんと、京都で舞妓さんをしている小菊ちゃんの友情ものがたり。
この頃のお話によくあるように、なかなかバレエシーンはなく、事件や、事故、出生のヒミツや、すれ違いなどが次々起こりつつ、お話は進んでいくようだ。(卯月)

どんな作品か?
小道具
他の要素
サスペンス?
参考資料 参考:
・別冊太陽『少女マンガの世界I』(平凡社)P82に単行本の書影あり。

木村光久「花びら少女」

初出/出版社
「ひとみ」/秋田書店
掲載号

1960(S35)年連載?
※S35年11月号書影を確認

単行本 不明
内容

“だいひょうばんのバレエまんが”
“京先生…いいえ、はるみちゃんのおかあさんがけがをしてしまいました。さあ、今月のお話は?”(S35年11月号扉惹句より)

どんな作品か?
本格母と子
他の要素
参考資料

参考:
・別冊太陽『少女マンガの世界I』(平凡社)P82にS35年11月号の書影あり。


→関連リンク紹介
〜木村祥刀 切り絵の世界〜昭和ひとけた京育ち 
 http://yuanryan.infoseek.livedoor.com/
 故・木村祥刀(漫画執筆時のペンネーム:木村光久)氏の公式サイト。
 少女まんがや劇画関係の書影および原画、執筆当時の写真なども見ることができる。




◎マニ研ではバレエ漫画作品に下記のカテゴリ分類をしています。ただし独断・推測も含みます。
本格 バレエが物語の主題で内容も本格的なもの。
小道具 バレエは小道具扱い。設定のひとつ。
母と子 母と子の物語がもう一つの大きな主題となっているもの。
スポ根 スポーツ根性ものの要素が大きいもの。
幼年向 小学校低学年から無理なく読める、物語の起伏が大きく派手なもの。学年誌連載を含む。

掲載誌情報は初出及びコミックス等の初出表記を元に記載しています。※印はインターネットで公開されている目録等で詳細確認をしたものです。

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