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No.24
良く聞かれる質問で、“一番好きな萩尾作品はなんですか?”と言うのがあると思います。まあ、挨拶代わりなんですけれど、結構困る質問です。
しっかりと自分の有る方にとっては何の事はない質問ですが、優柔不断の代表のような私にとってこんなにむごい質問はありません。しかしながら、同じように“誰が一番好き?”と問われると何故かコレだけはすばやく答えることが可能なのです。乙女心とは奇異なもの(笑)。
ワタクシのマイラバーの位置には初読の学生時代より今日まで“オスカー・ライザー”氏が一貫して鎮座ましましております。一時期周囲の人間にグレッグをプッシュして歩きましたが、けっして故ローランド氏がナンバーワンではありません。(確かに有る意味、ワタクシの中でナンバーワンの地位を勝ち得ていることに違いはないが…)
物凄く間違った物語の読み方をする私にとって、トーマの心臓は“良くわからんがオスカーがかわいい〜オスカーのかわいそうな話。”でありましたし(ココで既に間違っていた)、ユーリファンやエーリクファンを敵に回すような発言をしているが、人生の中で萩尾仲間ができたのはごく近年ですのでこの感想を改めるような殊勝な友人はいなかったのだ。
かの名作“ポーの一族”における“メリーベル”の立場は私にとって実に軽かった・・・。なぜなら、私はアランファンであり、メリーベルはエドガーを独占する憎き恋敵(笑)でしかなかったのだ。
どの作品に対しても先ずキャラクターで入ってしまうので感想が作品に対してよりもそのキャラクターの立場としてになっていることが多い。こういう偏狭的にキャラクター重視の曲がったはなしの読み方をしているためよく大局を見逃す羽目になる。
と、一体このくだらないだらだらないダラダラ話とこのキーワードがいかに絡まってくるのか?
要するに(要してないって)覚えてなかったのだ・・・・
“ツワブキ君”どころか、“赤ッ毛のいとこ”を!!!
こう言うのは、大局を見逃すと言うよりも・・・記憶力の欠落って言うんですけれどね。便利なとり頭。
ちなみに最近はようやく読者として落ち着いて読めるようになってきました、それも小西、もよ、両博士のおかげでございます。
なるほど、こう言う風によむのね!!と何度うなったことか〜むぅ〜〜〜
12月の岩屋はこんな風に”おまけ”なトークがつづくわけですが、お暇を見つけてお立ち寄りください。
去り行く20世紀をしのびつつ、次週もつづくのだ。
