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異端を認めず、抹消することで均衡を保っているこの世界。あどけない少女とありふれた小犬を使っているためにいっそう不気味さを感じさせる12ページの小品です。同人誌用に描いたんじゃないのかな?と思える短さとシンプルな画面。私は中学生の時『週刊少女コミック』で読んだのだけど『COM』初出と知ってなんかカッコイーと納得でした。
精霊狩り 萩尾望都 [初出]1971年 『別冊少女コミック』7月号
扉イラストはシリアスで黒っぽいけど、これはコメディです! ダーナのこのヘアスタイル、注目ですね! 真似しましたよね? あの人とかあの人とか出演してますよ、脇役に。そしてなんと言っても緩急あるコマ運び、テンポの良さは最高級!“突然ミュージカル”にもすんなり乗せられて最後はどんでん返しで大円団? しゃれてて皮肉で可愛いくて。楽しいったらありゃしない☆ 。
集会 原作:レイ・ブラッドベリ 萩尾望都 [初出]1978年 『週刊マーガレット』32号
あぶないアズ兄ちゃん (あぶない丘の家) 萩尾望都 [初出]1992年 『ASUKA増刊ファンタジーDX』夏の号,秋の号
キャベツ畑の遺産相続人 萩尾望都 [初出]1973年 『週刊少女コミック』15号
ホームズの帽子 (ポーの一族) 萩尾望都 [初出]1975年 『別冊少女コミック』11月号 *書影は発売中のセレクション/ポー1巻
第二期ポーのキーパーソンであるオービンが初めてエドガーと出会う。魔物や妖精、奇妙で謎の多いものを愛し伝えるロンドンを舞台に、コナン・ドイル風味のオカルトな味わいがたっぷり。降霊術でメリーベルを呼び出すくだりでは、エドガーの胸の思いを読者は一瞬で共有する。コミカルなシーンの連続でさらっと読めるけれど、ふと気づけば目の前に広がる漆黒の闇……この転換の妙こそが萩尾漫画。パーフェクトセレクションのポー2巻でどうぞ。