HOME萩尾望都研究室少女漫画研究室展示室BBS中庭
サイト内検索 AND OR
img
 「バカップル」といえば、やっぱBLでしょう!  乙女のための不思議世界。
  図書の家メンバー(一部)で贈るセレクトをどうぞご堪能ください。
  *セレクトの性質上、お薦め作品の中には男性同性間の性的描写を含むものもございます。その点ご了解ください。
 [BL] back number 13


最後のドアを閉めろ!
山田ユギ

[初出]不明〜『MAGAZINE BE×BOY』2004年4月



 本田の慰められセット(オプション付き)にめろめろになってしまう永井。普通なら「受け」と思われる永井のアイドル斉藤の豹変ぷりもおかしく、こういう作品を読むとイケテル会社員は全てホモなんじゃないかという妄想も…(ないない;)。お酒で自分の感情をごまかしつつ、素直になれないくせにHだけはどんどんエスカレートしていくのだった。続編に同時収録の「誰にも愛されない」の方も個人的には超お薦め!

本屋さんでGO!
角田緑

[初出]1999年
『小説JUNE』4月号〜2002年12月号




  仕事熱心なあまり無理難題を吹っかける佐藤に下僕のように従う高橋の熱愛ぶり。同性ということがあまり壁にならないあたりの素直さがファンタジー。単純な高橋と不器用な佐藤のすれ違いっぷりがある意味バカップル。最後の最後までじれじれさせてくれるのが、イマドキのBLにしてはかえって新鮮!


天使×密造
佐久間智代

[初出]2003年
『CIEL』5月号〜隔月連載中



 万人うけではないけれど、私は“さくまんが”の虜でございます。本編は芸能界もの! アイドルデュオのラブラブ漫画です。いちゃいちゃいちゃいちゃしてます。ようやく両想いになれた二人だけど、公には出来ない関係。なのにイチャイチャしたがる八雲と困りながらも嬉しい凛。二人も可愛いのだけど人気バンド“エタニティ”のボーカル類様(ツンデレキャラ!)が素敵! さくまんがワールドをどっぷりたのしめますー。

密告
藤たまき

[初出]2005年
『Dear+』1月号〜2006年6月号




 短編集です、どれもすきなんだけど初読「ゆりかご」にメロメロになりました。藤たまきの描く恋人達はどこか不安定で自信なさげ、どっぷり恋をしていてラブラブな匂いがするのですー。たわいもない、でも切なくてぐるぐるしちゃう悩みをみんなが持っていて、そういうのを堅実に真っ直ぐ向かい合って昇華していくのです。キラキラしたきもちがいっぱい溢れているのです。少女まんが好きにはわかってもらえるのではないかしらー。


いちごが好きでもあかならとまれ。
雁須磨子

[初出]1996年
『Hime増刊ルチル』Vol.1〜4



 幼馴染が意識し始めて恋人に、とは少女マンガだけでなくBLでもよくあるパターンだが、雁作品はまた一味も二味も違う。もしかしたらこんな二人って日本のどこかにいるのかもしれない、というほどに日常性と感情の流れが自然。意識しあったからっていきなりHはできないよね、そりゃね、というところでリアリティがあるとこがミソといえばミソ。ラブホに入ろうとして挫折した挙句勢いこんで出かけた旅行のラストも大うけ。

それを言ったらおしまいよ
よしながふみ

[初出]2001年
『BE-BOY GOLD』6月号




 医者の両親が息子に見合いを迫る様子がいかにもよしなが作品ならではで大うけ。やってしまった後に蒼白になる耕平の悪あがきぶりが、これまたホントにこういう奴いたりしてと思わせてくれる(ないない;)"売れない"作詞家のひねりだす詞が傑作で実際歌になりそう。誰か音をつけてみてくれ、と思う。さて、この二人はどうなるのやら(笑)吹っ切れた両親はこれならこれで受け入れそうだ。


G・DEFEND
森本秀

[初出]1993年
『ラキッシュ』2号〜



 バカップルではいられない立場の恋人達がいっぱい出てきます。職場内恋愛禁止!! なのにトップである教官からして掟破りではございませぬか−。仕事中のキリリとした2人と仕事を離れた時のラブっぷりこのギャップにファンはくらくらしちゃうのです。たくさん出てくる隊員達とカップル達、これこそ腐女子の夢! パラダイス! ○○君と××さんがくっつくんじゃないかと予想〜とか勝手な事を言いながら読み進めるのも楽しいです。

純情ロマンチカ
中村春菊

[初出]2000年
『CIEL』6月号増刊〜




 華やかです。目を引く絵柄でエッチも充実(笑)恥じらいもあるし(大事!)ちょっとにぎやかすぎて落ち着かない感じもありますが、それがカラーなので「私はもっとしっとりした方が好きだわん」と言う方にはお勧めいたしませぬ。ウサギさんの真っ直ぐな愛情表現に素直になれない美咲くんが可愛いのです。番外「純情エゴイスト」「純情テロリスト」もたのしめますー。バカップル…ではないかもしれぬ、でも馬鹿っぽいのは何故?


大人の問題
今市子

[初出]1995年
『花音』8月号から97年8月号まで断続的に掲載



 私のBLほぼ初体験作品。BL表現はほとんどないので多くの人にお奨めしたい! 全てのキャラクター設定が面白いが、何といってもエビゴローが料理を作りまくるところが好き。マイナスの感情を料理にぶつける人物、初めて見た。以来料理作りに没頭したい時はいつも「エビゴローエビゴロー」と唱えてる。私にとっていつ読んでも必ず笑える一冊です。

結婚の条件
高橋悠

[初出]2002年
『花音』10、11月号、03年2、3月号




 メガネな由良と年下の遼一の美形カップルは関係をオープンにしてるから周りの人達もなんだか協力体制になっちゃってて堂々同棲中。まぁ二人の兄同士も同性婚してて環境(?)は整ってるしね。紙切れよりも金よりもお前が大事! と、由良を抱きしめてキスして、20億円!の当たり馬券を破り捨てる遼一……っばかばかばかー!


作品紹介を担当するのは
 卯月もよ  天野章生  城野ふさみ

●書影はamazonアソシエイトプログラムbk1ブリーダープログラムを参照、または、所蔵本を撮影しています。

 
◎掲載の文章、資料及び図像についての複写および転載はご遠慮ください。 ご意見・ご感想はBBS 図書の中庭まで[少女漫画ラボラトリー【図書の家】
(C)1999-2007 K-eyes/toshonoie All rights reserved.